2005-09-01から1ヶ月間の記事一覧

「偶然の旅行者」 監督 ローレンス・カスダン

全体的には、落ち着きと間がいい感じの恋愛映画と言えると思う。ジーナ・デイヴィスのキャラを除けば。でも、俺にとっては主人公の最後の選択が謎だ。テーマ的には何となく分かるんだけど、主人公がなんでそう考えるに至ったかが、よく分からない。

「山猫」を理解するためにイタリア統一戦争の調査

「山猫」を理解するために、イタリアの統一戦争について調べてみよう。 とはいえ、もう一度「山猫」を見る事があるかなあ?

「山猫」 監督 ルキノ・ヴィスコンティ

40年前に、その100年前のイタリアの貴族を描いた映画だ。なんだか時制の文法を説明しようとしているみたいだ。140年前というと、ちょうど日本では明治維新の頃だ。明治維新を背景にした40年前の日本映画があったとして、現在のイタリア人がそれを見てどれだ…

「ロスト・イン・ラマンチャ」 監督 キース・フルトン/ルイス・ペペ

映画作るのって大変だな、というのが素直な感想だ。それ以上はあまり思うところのない映画だった。なんでだろう。ドキュメンタリーだからかな。 「バトル・オブ・ブラジル」という「未来世紀ブラジル」制作過程について書かれた本があるが、それは面白く読め…

「東京奇譚集」 村上春樹 著

短編は苦手だ。何を言おうとしているのか分からない事が多い。小説として発表するからには何かしら伝えようとしている事があるはずだ。それは意外な展開の面白さかもしれないし、問題意識かもしれないし、ある瞬間の感情かもしれないし、文章自体かもしれな…

「シンデレラマン」 監督 ロン・ハワード

面白さを感じる一方で、同時に冷めた気分もあった。 まず、時代背景がなんか苦手だ。興味を惹かれないんだよな。しかも実話が元になっているらしい。「実話だから何?」と思ってしまって、条件反射的に身構えてしまう。 逆に言えば、そういう俺が苦手として…

「みんなのうた+α」 ミドリカワ書房

この人の曲はまず詩が面白くて惹きつけられたけど、繰り返し聴いてると、当たり前かもしれないけどメロディが結構良かったんだな。

「スナッチ・アウェイ」 監督 セドリック・クラピッシュ

クラピッシュの映画が未公開でDVDになっているとは。たまたま見つけたから良かったけど。

選挙で自民党大勝

新聞の社説を見ると、言っている事は違っても、共通の前提があるように見える。

解散総選挙

今回、郵政民営化の法案が通らなかったから解散して選挙ということになったらしい。なんで選挙なの?なんで郵政民営化国民投票じゃないの?

「アフターダーク」 村上春樹 著

あまりにも意味ありげなものが多い。今回読んだのは3回目だけど、読むたびに複雑さが見えてくる。メタファーの氾濫を図にしてみたけど、複雑すぎてまとまらない。まったくメタファーのパズルだ。

「亡国のイージス」 監督 阪本順治

単純な娯楽作としては、そこそこ面白かったと言っていいのかもしれない。よく分からない点は色々あったけども。でも、何か伝えたい事があったとすると、その点では失敗しているんじゃないか?

「アンダーグラウンド」 監督エミール・クストリッツァ

この奔放さに圧倒される。そういう面白さは感じる。だけど、たぶん俺はこの映画を理解できない。

「アイランド」 監督マイケル・ベイ

評論家受けの悪いマイケル・ベイの映画だけど、俺は結構好きだ。

「ライフ・イズ・ミラクル」 監督:エミール・クストリッツァ

この題名は「ライフ・イズ・ビューティフル」を意識した邦題かと思ったら、原題だった。

「バガボンド」 井上雄彦 著

うーん、面白い。一気に読んだ。どこから書こう。