2006-12-01から1ヶ月間の記事一覧

「トゥームレイダー:レジェンド」

やっぱりこのシリーズは面白いな。ただ、以前の極悪非道なトラップは影を薄めてる。操作もシンプルになりすぎか。画面に×ボタンとか○ボタンが出てくるヒントはいらないよな。 面白いんだけど特別満足したわけでもなく、特別不満もなく、うーん、書くことがな…

「太陽」 監督 アレクサンドル・ソクーロフ

公式サイト この映画の中では、昭和天皇がアンガールズのコントのような笑いをまとって描かれる。大臣達、アメリカ兵達との対比で相当好意的に描かれている。 天皇という存在については、なぜ権力者だったのに処刑されなかったのか、形が変わったとは言えな…

「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス ディズニー デジタル 3-D」 監督 ヘンリー・セリック

公式サイト 3Dだとどうなるんだろうと思ったけど、意外と思ったほどのインパクトはなかった。平面で観た時に気持ちいい構図というのは立体になったら崩れた印象になるんじゃないかとも思ったんだけど、そんなこともなかった。むしろ、強調されて見えるような…

「ストロベリーショートケイクス」 監督 矢崎仁司

公式サイト 道端で男に引きずられる女の子とか棺桶で寝る女とか、奇をてらった演出を見てこれはなんか付いていけないかもと思ったんだけど、そんな事もなくその後は結構引き込まれていった。 何気ないシーンに印象的な映像が多い。電車のドアが閉まってしま…

「ROCK FUJIYAMA」

公式サイト 夜中テレビを点けっぱなしにしていたら「ROCK FUJIYAMA」という番組が始まった。面白い! その中のジリフというコーナー。字に起こしたリフから曲名を当てる。 「ドゥラードゥラー ジャドドド ジャドドド ジャドドド ジャドドド ジャドドド ジャ…

「花と太陽と雨と」

これは俺の趣味じゃなかった。翻弄されるのも面白いと途中でちょっとだけ思ったけど、全般的に退屈だった。ひたすら移動してヒントを読んで算数ドリル。考えないと進めないところもほぼないし、テクニックも必要ない。このゲームに関しては「やらされてる感…

「バイオハザード4」

まあ、面白いと言えば面白いかなあ。「忍道」のきびきびした動きに慣れた後だっただけに、最初はもっさりした動きがかったるかったけど徐々に慣れていった。でも、要所要所で「なんか工夫してるなあ」と感心するところはあるけど、どうも単調さを感じてしま…

「水は答えを知っている」 江本勝 著

これは惑星ソラリスの話か? 占いとか超常現象とかを俺はあまり否定的には捉えていないんだけど、この本は受け付けない。ただまあ、批判的な先入観を持って読んだ事は否定しない。 科学的にどうこうという点より(もちろん嘘っぽさの根源はそこだけど)、俺が…

「海辺のカフカ(上・下)」 村上春樹 著

最近村上春樹について書かれた本を続けて買ったので、その前に久しぶりに読み直してみた。読んだ時には前回見逃していたポイントに気付いたのだけど忘れてしまった。なんだっけな。 この本はいろいろな側面があるように感じるんだけど、「記憶」が重要な鍵の…

「ノイズと電源のはなし」 伊藤健一 著

口語的で文法的にはかなりおかしい感じでどことなく古くさい感じの日本語だけど、内容はなかなか分かり易い。題名からして読み物的な物を目指したのだろう。妙にテンションが高くてちょっと違和感を感じるけど、中身はしっかりしているおじいちゃんの授業を…

「ゲド戦記」 監督 宮崎吾朗

公式サイト この映画に関してはほぼ悪評しか耳にしていない。これだけ期待が薄まれば、俺の場合は大抵の映画は面白く観られる。それはこの映画にも当てはまった。なかなか面白かったと思うけどなあ。 確かに、後半説教臭い。この映画のテーマらしき「生とは…

「記憶の棘」 監督 ジョナサン・グレイザー

公式サイト なぜか生まれ変わりを扱った映画は好きな映画が多い。そういう面でこれは観る前から不必要に期待が大きすぎたかもしれない。 緩慢と言えば緩慢。だけど、その緩慢さは意外とそれは心地よさを伴う。この緩慢さの正の部分を意識するか負の部分を意…

「LOFT」 監督 黒沢清

公式サイト 少し俺の理解を超えている。後半は? なに? まるで前衛の舞台を観ているようだ。印象に残ったのは存在を主張する物体。机、家、樹木、影などが、視界に入っているのに意識されない背景ではなくそこに存在している物として、否が応でも目が行って…

「パンチドランク・ラブ」 監督 ポール・トーマス・アンダーソン

この雑多な印象を受ける映画の意図を俺が十分に理解できたとは思えないけど、見ていて気持ちがいい。それはストーリーとは全く別のところにある。突然事故を起こす車とか。少し離れたところから眺める感覚。 そんな映画はあまり見たことないのに、「古き良き…

「ワールド・トレード・センター」 監督 オリヴァー・ストーン

公式サイト なかなか考える事があって興味深い映画だった。 確かに9.11のテロ事件を描いているんだけど、あの事件の固有性はかなり薄い。「ユナイテッド93」は最後まで疑似ドキュメンタリーを貫いたけど、これは個人のドラマに寄りすぎてしまってフィクショ…

ヤン・シュヴァンクマイエルの舞台挨拶を見逃した

今日はヤン・シュヴァンクマイエルの舞台挨拶を見に行くつもりだったのに寝坊した。どのくらい人が集まるもんなのかも分からないので映画館には一応行ってみたけど2箇所とも「予約終了」。あー、なんだか自分の人生の重要なイベントを逃してしまった気分だ。…