2005-11-01から1ヶ月間の記事一覧

「コープスブライド」 監督 ティム・バートン

これが見たかった。期待通りではある。「チャーリーとチョコレート工場」も良かったけど、説教臭さにやや興を削がれた感は否めない。もちろんそれ以上の魅力があったんだけど。 人形アニメーションのぎこちなさは、何でこんなに心地いいんだろう。現実の緊張…

「Winnyの技術」 金子勇 著

Winnyの技術作者: 金子勇,アスキー書籍編集部出版社/メーカー: アスキー発売日: 2005/10メディア: 単行本購入: 11人 クリック: 307回この商品を含むブログ (232件) を見る たぶん、Winnyは日本のソフトウェアと著作権の歴史に名を残すソフトになるのだろう。…

「殺人に関する短いフィルム」 監督 クシシュトフ・キェシロフスキ

デカローグの1つを1本の映画したものらしい。デカローグは見ていないけどいいのかなと不安になりつつ。 物語は至ってシンプルだ。衝動で殺人を犯す。死刑になる。弁護士は、犯行直前の犯人とすれ違っている。最後にすこし犯人の背景が語られるが、そういうド…

「世界」 監督 ジャ・ジャンクー 

”世界”とは何だろう。幅広い言葉だ。観光名所が世界なのか。そうも言える。けど、それだけではない。今いるこの場所が世界なのだ。と同時に世界はここだけではない。そういう事を鮮やかに見せてくれたような気がする。 この映画はかなり騒々しい映画だ。2人…

「イサム・ノグチ展」と東京都現代美術館常設展示

彫刻の展覧会というのは今まで見に行ったことがない。立体的なものが好きなので、彫刻展も面白いんじゃないかと思って今回見に行ったんだけど、想像したほどは感じるものがなかった。抽象画は見ていて面白いと思うんだけど、それを立体にした抽象彫刻という…

「TAKESHIS’」 監督 北野武

全作品を見ているわけではないので、はっきりとは言えないが、この映画のように、直接幻想的な映画を北野武が撮ったのは初めてかもしれない。俺の中では北野武はデイヴィッド・リンチと同じカテゴリーの監督なので、こういう方向へ進むのは望むところではあ…

「オブジェクト指向でなぜつくるのか」 平澤章 著

いままで継承とポリモーフィズムの違いがよく分かっていなかったが、継承が「実装の継承」でポリモーフィズムが「インターフェースの継承」というのは分かり易かった。 自分の理解のために簡単にまとめてみる。こういうのってどこまで書いちゃったら著作権を…

「誰がために」 監督 日向寺太郎

俺が本当に理解できたかどうかは別として、会話にしても風景描写にしても、説明的過ぎてあまり情感が感じられないシーンが多かった。意味が多すぎるのだ。しかし、映画はただの乾いた観念のパズルにならずに、どうにか踏み留まっている。それは、何のメタフ…

「ドニー・ダーコ」 監督 リチャード・ケリー

前に見た時は、そんだけ?と思った。今回は結末をおぼろげながら覚えているのでそうはならないけど、それでも、やはりあのラストには中途半端な印象を持った。もっとあいまいなままの方が面白い気がする。あるいは、うさぎやエンジンの出所を具体的に明かし…

「ドキュメント 戦争広告代理店-情報操作とボスニア紛争」 高木徹 著

ボスニア紛争で、ボスニア・ヘルツェゴビナが契約したアメリカのPR会社の働きを描いた本だ。世の中のからくりの一端を垣間見た気がした。今まで考えたこともない世界の事が書かれている。国家がPR会社と契約するなんて考えたことなかった。政治と宣伝の関係…

「ハックル」 監督 パールフィ・ジョルジ

何を見せようとしているのか、まったく意図が分からなかった。人や物や動物や虫を超至近距離から撮った映像が多く、最初は「ミクロコスモス」みたいな事をしたいのかと思った。しかし、多少そういう部分もあるが、そこはメインではないようだ。

「旅するジーンズと16歳の夏」 監督 ケン・クワピス

この映画を見てみようと思ったのは、ひとえにアレクシス・ブレーデルを見るためだ。「シン・シティ」でちょっと気になっていたところ、そのすぐ後に、雑誌PLAYBOYの「セクシーな女優100人」にも名前を見つけた。

「ドミノ」 監督 トニー・スコット 

トニー・スコットが化けた。 見終わった最初の感想だ。今までのトニー・スコットの映画に関して、特別な印象は残っていない。「ザ・ファン」や「スパイ・ゲーム」なんて、今回フィルモグラフィーを見るまで、見た事自体忘れていた。妙に評論家の人たちに受け…

「ワンダと巨像」(ゲーム)

「ICO」を作ったメンバによるゲームと言う事で、かなり期待を持ってゲームを始めた。だけど、迷路好きにとっては少し物足りない内容だった。面白くない事はない。巨像を倒すまでのパズルは、まあ、面白い。巨像を倒すのがメインだというのは事前に知っていた…

「ネバーランド」 監督 マーク・フォースター

ヨカッタ。久々に素直に感動した。 事実を元にしている、子供が出てくる、お涙頂戴。見る前はそんなイメージであんまり期待していなかった。どちらかというと、俺が苦手とするタイプの映画だ。そういう期待のなさが逆に良かったのかもしれない。

はてなダイアリーのCSSをいじってみる

まずは、デフォルトのCSSを取得。ここの場合hatena_waterを使っているので、 http://d.hatena.ne.jp/theme/hatena_water/hatena_water.css をブラウザで表示してみる。それと、 CSSリファレンス はてなダイアリーガイド「CSSではてなダイアリーの見栄えを変…