2007-05-01から1ヶ月間の記事一覧

「ストリングス」 監督 アンデルス・ルノウ・クラルン/ 庵野秀明(ジャパン・バージョン)

・設定は面白いのだけど、何かの話のあらすじを聞かされているような単調さ。 ・オリジナルがどんななのか気になる。 ・「ジャパン・バージョン」ってなんだよ。 ・操り人形が生まれるときはどんなだろうと思ったらちゃんと見せてくれた。赤ちゃんの体は木で…

「スモーキン・エース」 監督 ジョー・カーナハン

・掘り出し物! なんでこんな地味な公開の仕方をしてるんだろう。 ・タランティーノの映画は好きなのに、惹句にタランティーノやらガイ・リッチーやら出てくる映画は俺の趣味に合わない事が多い。だけど、これはめずらしく面白かった。俺の基準では未だにタ…

「植物診断室」 星野智幸 著

・似た境遇にまず親近感を覚える。最近徘徊してないなあ。成り行き任せの徘徊は楽しい。 見落としたのが信じられないほど、その路地は寛樹好みの肢体を持って魅惑していた。 いい文章だ。 ・この植物のイメージがいいな。たまらない。世の中には動物的な人間…

「スパイダーマン3」 監督 サム・ライミ

・このシリーズのアクションは苦手だ。あまりにも無重力に人物たちと一緒に視点まで動くので、頭が追いつかない。空間が把握できない。視点だけはもう少し落ち着いてほしいなあ。 ・でも今回は今までより面白く感じたのは、巨大な砂男が出てきたからかな。俺…

「フランドル」 監督 ブリュノ・デュモン

・広大で空虚に見える風景を男と女それぞれの心の中と見ると面白い。笑える面白ささえある。 ・とは言えそれは俺の頭の中で勝手に戯画にしただけで、実際のところ全然笑える話じゃない。 ・「地獄のような戦場と美しい田舎」という単純な比較になっていない…

「不都合な真実」 監督 デイビス・グッゲンハイム

・映画を見る前にこの映画の批判を読んでしまったので、それなりに冷静に見ることができた。けど、それでもすっかりアル・ゴアのプレゼンテーションには引き込まれてしまった。 ・元次期大統領ですと自嘲気味に行っていたけど、あれはまだ次期大統領になれる…

「悪夢探偵」 監督 塚本晋也

・なめてました。怖い。 ・刃物の映像がなんか苦手なんだよな。実物は平気なのに。この映画に限らず、刃物のアップだけの映像でもスクリーンから目をそらしたくなる時がある。 ・金属と肉体というのは、視覚的に妙に合うんだよな。補色の組み合わせが映える…

「キムチを売る女」 監督 チャン・リュル

・後半になるくらいまで、なんだろう、動きのなさが退屈で仕方なかったんだけど、映画のペースに慣れてくると面白味がじわじわと広がってくる。 ・うーん。とはいえ、苦手な映画だ。

「エレクション」 監督 ジョニー・トー

・アジアっぽい前のめりな勢いに引きずり回される。アジアっぽいと一言でまとめてしまうのは大雑把過ぎるか。 ・けど、人物関係がわかりづらかったなあ。 ・もっとアクションシーンが見たかった。

「ヘカテ」 監督 ダニエル・シュミット

・うーん、かっこいい。格好良さに流されてこの映画が描こうとする「愛」を見逃してしまった気がする。 ・気付いた時には裏側の世界にいる感覚をもう少し俺が掴めれば、もっと感じるものがあったかもしれない。 ・縦横無尽に交差する実体と影、シルエット、…

「DEATH NOTE デスノート the Last name」 監督 金子修介

・前半のなまくら刀から一転して、Lと月の直接対決が鮮明になって刺々しさが出てきて面白くなってきた。 ・それから前半の主人公周辺だけの話から、やっともう少し社会が描かれ始めた。もっと世の中が出てきたら面白かったと思うんだけどなあ。 ・冤罪で殺し…

「DEATH NOTE デスノート 前編」 監督 金子修介

・やっと見ましたデスノート。 ・こういう知恵比べみたいな映画だと自然と粗捜ししながら見てしまうし、話題作だったこともあるし、他の映画のように単純に楽しもうとして見る事ができない。もし酷評ばっかり目にしてたらまたちょっと話は違うんだけど。 ・…

「輝ける女たち」 監督 ティエリー・クリファ

・もう少し実のないおしゃべりがあってもいいような気はしたけど、久しぶりに俺がイメージする「フランス映画」らしい「フランス映画」を観たなあ。こんな入り乱れた関係に巻き込まれてみたいもんだ。あまりに縁遠い話なので一種の憧れでもって観た。 ・エマ…

「グランド・セフト・オート・サンアンドレアス」

・ゲームは中古で安くなったら買うことにしていたのに、これは広告に負けた。発売してからしばらく見る雑誌見る雑誌ほぼ全てでこの広告が目に入ってきた。 ・確かに面白いんだけど、今回はちょっといろんなものを取り込みすぎじゃないかな。飛行機の訓練所と…

「ひつじのショーン」

・アードマンの人形アニメがテレビで放映されていることを知った。 ・いやー。なかなか。でも「ウォレスとグルミット」には及ばないか? 少し子供向けか。当たり前か。子供向けだ。

「セクシーボイスアンドロボ」 黒田硫黄 著

・ドラマになったってことでタイトルをどこかで聞いて、その子供っぽい響きというか古臭い響きというかテキトー感あふれるタイトルになんとなく惹かれるものを感じていたら、コンビニでたまたま原作コミックが目に入ったので読んでみた。 ・かっこいい! ・…

続けるためにどうするか

予想通りこっちの日記の更新は滞っている。もうちょっとこっちの日記を書くための心理的な障壁を下げないと続かないかもしれない。 一応これでも結構時間をかけて言葉を選んで文章を推敲してきた。まあ、後から見るとやっぱりおかしなところはいろいろ見つか…

「ラストキング・オブ・スコットランド」 監督 ケヴィン・マクドナルド

面白い。俺の場合、だいたい「すごい面白い」と思う映画は何かしら強烈な違和感のようなものが源になっている場合が多い。それは視覚的な印象だったりドラマ的な印象だったり側面は様々だけど、なにかしら刺激を受けて面白いと感じる。だけど、この映画では…