解散総選挙

今回、郵政民営化の法案が通らなかったから解散して選挙ということになったらしい。なんで選挙なの?なんで郵政民営化国民投票じゃないの?


確か何ヶ月か前にフランスでEU憲法か何かが国民投票で否決されたことがニュースになっていた。他のヨーロッパの国でも確か国民投票が行われていた様な……
日本には国民投票という制度がないのか?ないのなら何で作らないんだろう。


俺は基本的に選挙という方法に不信感を持っている。国会で議論される議題の範囲なんてめちゃくちゃ広いじゃないか。立候補者や党がそれら一つ一つに対してどういう考えを持っているのかを理解した人が投票しているなら「選挙」も理解できる。でも、実際にはそうじゃなくて、自分が関心を持っている議題だけで誰に投票するか決める人が多いいんじゃないのかなあ?風見鶏的なマスコミに惑わされずに自分で考えて投票する人って、どんだけいんの?俺が知らないだけ?いや、知名度があれば当選しちゃうんだから、たぶん大きく違ってる訳じゃないよな。


最悪、郵政民営化賛成だからといって選んだ人たちによって、税金とか、北朝鮮とか、軍事とか、非常時の対策とか、著作権とか、何が罪になるとか、何歳までは罪にならないとか、食品の安全性とか、他にも俺が知らないようなことをいろいろ決められちゃうんだよね?俺の理解が間違ってるのか?


郵政民営化の是非を問うなら、郵政民営化一事に関してだけの国民投票をやればいいじゃないか。
でも、そもそも選挙に行く人のうち、どのくらいの人が郵政民営化について理解しているんだろう。民営化の影響のメリットとデメリットの比較ができる人ってどんだけいんだろう。
俺は全然知識はない。だから民営化がいいのか悪いのか分からない。だから、まあ、仮に国民投票があったとしても行けないな。ましてや全てを包括している選挙なんてとてもじゃないが行けない。なにしろ誰に投票していいんだか分かんないんだから。


愚衆政治とか賢人政治とかって言葉に、なにか危険な臭いがするのは確かではあるけど、判断できないやつが投票できちゃうっていうのも、同じように危険な臭いがするよな。