「陰日向に咲く」 劇団ひとり 著

陰日向に咲く作者: 劇団ひとり出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2006/01メディア: 単行本購入: 6人 クリック: 234回この商品を含むブログ (772件) を見る劇団ひとりは好きなお笑いタレントの一人だ。外から自分がどう見えるかという視点で自分を演出する、自…

「村上春樹の隣には三島由紀夫がいつもいる。」 佐藤幹夫 著

村上春樹の隣には三島由紀夫がいつもいる。 (PHP新書)作者: 佐藤幹夫出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2006/03メディア: 新書 クリック: 26回この商品を含むブログ (32件) を見る説得力がある。 読む前は、もっと著者の印象に基づいたあやふやな話かと思っ…

「芽むしり仔撃ち」 大江健三郎 著

芽むしり仔撃ち (新潮文庫)作者: 大江健三郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1997/08メディア: 文庫 クリック: 43回この商品を含むブログ (44件) を見る今までに読んだ大江健三郎の本では気がつかなかったけど、この本の言葉の、イメージを喚起する力は強力…

「ハーモノグラフ」 アンソニー・アシュトン 著

ハーモノグラフ 音がおりなす美の世界 (ピュタゴラスブックス)作者: アンソニー・アシュトン,青木薫出版社/メーカー: ランダムハウス講談社発売日: 2005/11/16メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 7回この商品を含むブログ (11件) を見る整数比になる振動数…

「ジョゼ・モウリーニョ 勝者の解剖学」 パトリック・バークレー 著

ジョゼ・モウリーニョ 勝者の解剖学作者: パトリックバークレー,Patrick Barclay,中島英述出版社/メーカー: 宝島社発売日: 2006/01メディア: 単行本購入: 7人 クリック: 430回この商品を含むブログ (27件) を見るサッカー監督ジョゼ・モウリーニョについて分…

 「ニーチェ入門」 竹田青嗣 著

ニーチェ入門 (ちくま新書)作者: 竹田青嗣出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 1994/09/01メディア: 新書購入: 25人 クリック: 183回この商品を含むブログ (70件) を見るニーチェ本人の本ではなく、あくまでも別人による解説であることを意識して読む。 この本…

「愚か者死すべし」 原寮 著

愚か者死すべし作者: 原リョウ出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2004/11/25メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 10回この商品を含むブログ (97件) を見る読んでからちょっと時間が経ってしまった本なので今日は軽く書く。 本当に久々の新作だ。いやもう新…

「バカ世界地図」 一刀 著

バカ世界地図 -全世界のバカが考えた脳内ワールドマップ-作者: 一刀出版社/メーカー: 技術評論社発売日: 2005/11/25メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 19回この商品を含むブログ (38件) を見るこれは楽しい! 地図を、次々と書き換えていってしまう感覚が…

「脳と仮想」 茂木健一郎 著

キタ!クオリア!こんな言葉があったのか。おれがこの日記で書きたいのは、正に「クオリア」ってやつなんだよ、たぶん。この日記の題をクオリアに変えたいぐらいだ。実感近似という題も気に入ってるから変えないけど。 ただ、この本では「魂」とか「宇宙」と…

「ストーカー」アルカジイ・ストルガツキー/ボリス・ストルガツキー 著

「ソラリスの陽のもとに」を映画化しているタルコフスキーがこれも映画化している。人間が理解できない存在の痕跡が描かれている。科学者が知性について語る。こういうところから、「人間の知性」がテーマになっているのかと思いこんで読み終わってしまった…

「のだめカンタービレ」 二ノ宮知子 著

なるほど、人気があるだけあって面白い。途中、こたつを持ち込んだせいで自堕落な生活を送ってしまう話があるが、この漫画がまさにこたつのような、ぬるい心地よさを持っている。「ぬるい」というと否定的な感じがするが決してそんなことはなくて、しばらく…

「ドキュメント 戦争広告代理店-情報操作とボスニア紛争」 高木徹 著

ボスニア紛争で、ボスニア・ヘルツェゴビナが契約したアメリカのPR会社の働きを描いた本だ。世の中のからくりの一端を垣間見た気がした。今まで考えたこともない世界の事が書かれている。国家がPR会社と契約するなんて考えたことなかった。政治と宣伝の関係…

「宮本武蔵 1〜8」 吉川英治 著

8巻もあるし、最初は全部読むかどうか不安だったけど、予想に反して、見慣れない言葉は多くても読みやすく、歴史は得意じゃないけどそれでも苦にならなず、すらすらと読めてしまう。1冊目を読み終わった時点で感想を書きそびれて、8冊まとめて書けばいいか…

「宇宙の果てのレストラン」 ダグラス・アダムス 著

「銀河ヒッチハイクガイド」シリーズ2作目。これもまた笑える本だったなあ。なんで面白いのか考えようとすると、肝心なものが抜け落ちて面白くなくなりそうで怖い。 でも少し考えてみようか。

「東京奇譚集」 村上春樹 著

短編は苦手だ。何を言おうとしているのか分からない事が多い。小説として発表するからには何かしら伝えようとしている事があるはずだ。それは意外な展開の面白さかもしれないし、問題意識かもしれないし、ある瞬間の感情かもしれないし、文章自体かもしれな…

「アフターダーク」 村上春樹 著

あまりにも意味ありげなものが多い。今回読んだのは3回目だけど、読むたびに複雑さが見えてくる。メタファーの氾濫を図にしてみたけど、複雑すぎてまとまらない。まったくメタファーのパズルだ。

「バガボンド」 井上雄彦 著

うーん、面白い。一気に読んだ。どこから書こう。

「ベルカ、吠えないのか?」 古川日出男 著

言葉遣いに面白みがあった。でも、全体としてはどうかな。この本の面白みを掴みきれなかった感じがする。