「バカ世界地図」 一刀 著
- 作者: 一刀
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2005/11/25
- メディア: 単行本
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地図を、次々と書き換えていってしまう感覚が楽しい。このヘンテコな世界地図の最終形だけでなく、この変化の過程が心地いい。
この地図を作ったサイトでは、他に日本の地図や東京の地図も作っている。
借力[CHAKURIKI]〜バカ百科辞典〜
いくら物事が相対的だと言っても、いくら自分の外に存在する物の存在を証明できなくても、やはり無意識のうちに疑えないものがある。地図はそういうものの一つだ。地球という真実があり、それを写しとったものが地図だ。国境線は人為的な物ではあるけど、やはり存在を疑えない。国境線があるからこそ、様々な事件が生まれる。
自分の思いこみと地図が違っていれば、疑いなく地図が真実だと考える。それをあえて、ここでは勘違いの方を図にしてみる。正しいと思っていたものをいじってしまう気持ちよさ。あっさりと事実をないがしろにしてしまう快感。
「日本はもっと大きい」とのことで、日本の大きさは2倍になりました。
このためらいのなさ!
最近「見える化」とか「マインドマップ」の本をよく見かけるけど、勘違いの可視化がこれほど破壊的で楽しいとは思わなかった。
「シムシティ」とか「A列車で行こう」とか街を作るゲームはやった事なかったけど、無性にやってみたくなった。