2006-11-19 「惑星ソラリス」 監督 アンドレイ・タルコフスキー 映画 劇場 1970年代 タルコフスキーの映画は少し詩的すぎるんだよな。この映画は何度目かの挑戦だけど、初めてうとうとせずに見通した。美意識と郷愁の煙幕で覆われて、ソラリスの海の設定が潜在的に持っている哲学的テーマの輪郭がぼやけて感じがする。もっとも、小説は小説、映画は映画なので同じものを求めるのが間違いなのかもしれない。 カラーのシーンと白黒のシーンがあったけど、あの使い分けには何か意味があるんだろうか。まあ、あるんだろうな。けど分からなかった。