「童貞ペンギン」 監督 ボブ・サゲット

・「皇帝ペンギン」のパロディらしいがオリジナルを見ていない。もし「皇帝ペンギン」と同じ映像で吹き替えだけ変えてこういう映画を作ったのならすげーなと思うけど、たぶんそれはないだろうな。
・簡単に言えば「くだらなさ」が面白いんだけど、本当は「くだらなさ」という否定的なニュアンスの言葉ではなくて、もっと肯定的な言葉でこの映画の面白さを表現したい。だけど思いつかない。
・ただ、ナレーションをサミュエル・L・ジャクソンがやっていたり、随所に映画のパロディが入っていたりというところで「くだらなさ」に少し高尚さがあるように錯覚して受け入れられたのかなという気もする。仮にこれが日本の映画だったら、同じ内容でも「(悪い意味で)くだらない」と一蹴していたかもしれない。
・くだらない、くだらないと書いているけども、それは俺の中に下ネタ=くだらないという公式があるからだ。面白いと感じているのに距離を置こうとするのはなんでだろうなあ。