「あのときの王子くん」 アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ 著

・題名が違うが「星の王子様」の別翻訳。一応[本]と分類したけど、webで読んだ。
あのときの王子くん LE PETIT PRINCE アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ Antoine de Saint-Exupery 大久保ゆう訳

・なぜこんなに人気があるのか不思議だ。寂しさが漂っているからか。
・あまりほのぼのした内容ではない(と思う)。冷たさ、残酷さに満ちている。
・俺が最初に読んだサン=テグジュペリの本は「夜間飛行」で、そのハードボイルドな感じにはまった。その雰囲気は「あのときの王子くん」にもあって、俺の勝手な印象では児童書としてあまり一般受けする感じじゃないように思える。けど実際には、著作権が切れた時には出版ラッシュになるほど人気がある。不思議だ。