「長いお別れ」 レイモンド・チャンドラー 著

長いお別れ (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 7-1))
村上春樹版を読む前にもう一度清水俊二版を読んでおこうと思った。
・この本は何度か読み返しているのだけど、その度にこんなに面白かったっけ?と思っているような気がする。一番最初に中学生くらいで読んだときは少し背伸びするような感じだったので、その印象をいまだに引きずっている。
・「コブラ」というSF漫画が大好きなのだけど、「長いお別れ」の中に出てくる台詞がいくつも使われている。読む度に「あれ、この台詞はこの本に出てくる台詞だったのか」とも思っているような気がする。もしかしたら「コブラ」の決め台詞はほとんどどこかからの引用だったんだろうか。