「ダニエラという女」 監督 ベルトラン・ブリエ

久々に本格的に分からない映画を観た。
たぶんコメディ? だよな? 笑えるんだけどそれでいいんだよな?
こんなに分からないと新鮮だ。監督はベルトラン・ブリエ。この監督はカンヌで賞獲ったりしているらしい。なるほど、この監督の名は今まで知らなかったけど、撮ってる映画の名前は聞いたことがある。ぜひ他のも観てみないと。


この日記には頻繁に「分からない」と書いているけども、それでも、その映画が何を見せようとしているのか、映像を見せようとしているのか、物語を見せようとしているのか、心情を見せようとしているのか、抽象的なテーマを見せようとしているのか、笑わせようとしているのか、泣かせようとしているのか、感嘆させようとしているのか、そういう方向性はだいたい感じられる。
でもこの映画は方向性すら分からなかった。


モニカ・ベルッチは化粧によってはきれいなんだけど、化粧によっては濃いよなあ。ああいうのを見ると、西洋人との醜美の感覚の違いを感じる。
それも含めて、根本的な感覚のすれ違いを実感した楽しい映画だった。