ワールドカップ 日本戦

オーストラリア戦にしても、クロアチア戦にしても、あれで勝っていたらいろいろ文句をここに書いてやろうと思ったのだけど、どちらも勝てなかった。ブラジル戦も書く気はなくなっていたのだけど、最後の最後に印象的な光景を見た。
2002年のワールドカップを思い出して浮かんでくるのは、鈴木の伸ばした脚、稲本の突き立てた指、バーに跳ね返る三都主が蹴った球だ。今回のワールドカップで記憶に焼き付くのは、中村や玉田のゴールでもなく川口のセーブでもなく、おそらくそういった試合風景ではなくて、ブラジル戦終了後ピッチにいつまでも横たわる中田英寿の姿だろう。