「THE ぼくの街づくり」

ひたすら住民と話をし、住民を増やし、一定数以上の住民が住む街を作るゲーム。俺にとってはこのゲームはつらかった。この単調さは苦行といってもいいくらいだ。それでも、単調さにはなんだかよく分からない中毒性があって、なぜか続けてしまう。Mっ気が刺激されるんだろうか。いや、そういう感じでもないか。苦しさ自体が気持ちいいわけじゃなくて、苦しさの先にある開放感を目指しているのかもしれない。ゲームは面白くないのに、ひたすらゲームが終わる瞬間の開放感をイメージして続けてしまうのかもしれない。あるいは、ジムで単調な運動を繰り返して自分の体が変わっていくのを感じる自己満足に近いのかも。
それにしても、住民一人一人が生活を持って行動しているというのは面白いから、もう少しそれに絡めたイベントを作って欲しかったなあ。