なんでブログを書くのか

ブログをちょっと書いちゃあ書かなくなって、別の会社のブログをまたちょっと試しちゃあ書かなくなってという事を繰り返していたが、ここ最近続けて書けているので、ついに公開してみた。
そして最初の頃考えていた問題に改めて直面する。
「なんでブログを書くのか」

基本的に人に読ませようと思っていません、と言いたい誘惑に駆られるけど、ローカルのファイルに留めず、わざわざこうして人の目にさらそうとしているわけだから、それは明らかに言い訳だ。

自分の意見が人より優れてるから書くんだ、と思っているわけでもない。
というのも言い訳だな。正直ちょっと思ってる。
絶対的に優れてるとは思っていない。これは確かに思っていない。他のページを読んで、「お、すげー」と思うことは多々ある。

そのへんが微妙なスタンスの原因だ。「お、すげー」と思われたいけど、「こいつ馬鹿だな」と思われたくないわけだ。当たり前だけど。いや、当たり前でもないか？世の中の奴はみんな映画の事を分かってない！と思えれば、書く事にまったくためらいはないだろうに。

でも、そもそも優れてるとか優れてないとかあるのか？
基本的には感想を書くつもりだ。それからなぜそう感じたかを探る。結果的に、批評じみた内容になる事もあるだろう。感想にいい悪いがあるか？
……明確な線は引けないけど、あるような気がする。
やっぱり感性に優劣はある。と思う。優劣の基準はいろいろあるかもしれないが、ある事はある。
なんか書きづらくなっちゃったな。

公開しておきながらなんだけど、人に読ませるための文章を書く、という事にはあまり気を遣っていない。考えをまとめてから、文章を作るというやり方ではなくて、書きながら考える、というやり方なので、考えてる経過が文章になっている。多少、書きながら編集はしてるけど、基本的には、筋立てがあるわけでもないし、簡潔にまとめようともしてないし、思考過程を全部書いてるわけでもないので話が飛んでいたり論旨が繋がらないところもあるだろう。垂れ流しだ。きっと、読んでいる人にしてみたらまどろっこしい事だろう。すみません。

書く事で考えるというのが、書く理由の大きな1つとしてある。けど、それだったらこうして公開する必要はないわけだ。
わざわざ公開するのはなぜか。
基本的にはたくさんの人に「なるほど」と思ってもらいたい。
けど、人に理解してもらう為の努力はしない。時間的な問題もあるし、時間をかけてまとめて、実際のところ、どれだけの人が読むんだ？というのもあるし。

なんか言い訳がましいけど、しばらくそういう駄々っ子的スタンスでやっていくしかないな。もし、たくさんの人に見てもらえるようだったらまた考えよう。

世の中にブログを書いてる人はたくさんいるけど、あんまりこういう自意識過剰な疑問は持たないのかな。