「世界の日本人ジョーク集」 早坂隆 著

世界の日本人ジョーク集 (中公新書ラクレ)
うかつにも電車の中で読んでいて笑ってしまった。「アメリカン・ジョーク」がなんとなくつまらない考えオチの代名詞となったのはいつからだろう。俺がそう思ってるだけか。そもそも考えオチを「アメリカン・ジョーク」と言ってしまうのはどうなんだ。それも俺がそう思ってるだけか。
ところで、昔から愛校精神とか愛社精神とか愛国心とか郷土愛とかあまり好きじゃない。で、高校野球とかオリンピックとかにもあまり興味を持てないのだけど、一方で中田ヒデとか野茂とかにはすごく興味を持っていた。ソクーロフ天皇を撮ったと聞けば観に行くし、イーストウッドが「日本映画」を撮ったと聞けばやっぱり観に行く。雑誌BRUTUSで「クール・ジャパン」なんて特集やってるとつい読んでしまうし、こういう「世界の日本人ジョーク集」なんて本があるとやっぱり読んでしまう。愛国心はないけど、外からどう見られているかが気になるというところは日本人的なのかね。