「やりにげ」 みうらじゅん 著

明朝体ででっかく「やりにげ」と書いてあると、なんだか文学臭が漂ってくるのが不思議だ。ひとつひとつの話は、まあ「ふーん」という感じだ。ただ、そういう話が39納められている。それだけあるとなんとも風格が出てくる。